SIerはなくならない。

原料の高騰はもはや避けられない様相になっている。さらに、日本では労働人口も下落することが約束されている。日本の未来は、暗い。どう考えても暗い。原料が高騰し、労働人口が減るということは、今までの形態のような社会や産業ははっきり言って成り立たなくなるといってもいいだろう。

原料高騰に関しては、日本国内で生産できるものは出来る限り生産することが求められていくはずだ。労働人口は一向に増えないのに、原料生産に人手が取られていくのだ。どう考えても、足りなくなる人手をITによって補うより他ないと考えている。よって、IT以外の非生産産業における人材はとにかく減っていくことは間違いない。極論をいってしまえば、「生産産業(第一次産業など) + IT産業 + 残りかす」が日本の将来になるのではないか?

そう考えると、日本のIT産業に対する期待はいくら大きくても大きすぎないといっていいだろう。要するに、6000人のシステムでへばっているようでは、全くお話にならない。24時間ATMでへばっていては日本に将来なんてありえない。マスコミに煽られたとて、それが障害になるようではどうにもならない。

記事を書いた人の気持ちはとても分かる。分かりすぎる。だが、SIを盛り上げて生きたいと願う人間ならば、さらに上を行って「日本の全てを担う」ぐらいの気概を持とうじゃないか!!といいたいのだ。


日本におけるSIerは最強だが、最強ゆえに責任も重いのだ!!

確かに、素人にとっては「ほめ殺し」に見えるかもしれませんが、各マスメディアがトラブル発生を手ぐすね引いて待ち構えている中で、「自分は多少のトラブルを針小棒大に煽り立てるようなことはしない」と(関係者に向けて)宣言したコラムだったのだろうと思います。
http://d.hatena.ne.jp/codemaniax/20080516/1210948653

ATMは便利だけれど、いざ止まったら利用者はどう行動すべきか。それをあらかじめ想定しておく。そういう「成熟した対応」が必要なのではないかと思うのです。

例えば、今回の例で言えば、一般の利用者は統合作業の前(平日)に必要な現金を引き出しておく、事業資金として振込等が必要なのであれば、銀行の本支店で手続きを行う。

事前にそのように認知されていれば、何の問題も無かったはずです。私も、普段セブンのATMで東京三菱の口座の出し入れをしているユーザーですが、そう思います。
http://d.hatena.ne.jp/codemaniax/20080513/1210693791